公文の進度が遅い子と早い子の違いは?遅い子早い子の特徴と公文の先生の言葉

公文
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進度の進み具合が遅すぎる…うちの子より後から公文を始めたのに進度が早い子のはなぜ?

公文の進度が早い子と、遅い子にそれぞれ特徴と大きな違いがあります。

3人の子どもと幼児クラスから公文に通い、もうすぐ公文に通って6年目を迎える筆者がお答えします。

公文が合わなくてやめたお友達、どんどん進度が進むお友達、そして進度が遅いわが子をずっと見てきました。

この記事では、公文の進度が遅い子と、早い子の違いを徹底解説します。

また、筆者と子どもたちの公文の先生・公文先生歴40年越えのおばあちゃん先生のお言葉についてもお話するので、ぜひ最後までお読みください。

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公文の進度が遅い、早いの基準は何?

公文のプリント教材は、

  • 数学:5A〜Q
  • 国語:8A〜O
  • 英語:3A〜O
  • ズンズン:ZⅠ〜ZⅢ

が用意されていて、それ以降は大学教養課程相当の研究コースが用意されいいます。

わが子たちは、幼未で入会しているので、数学5A、国語8Aと7Aを同時、英語3Aからスタートしています。

公文の進度が、どれだけ進んでいるかを知る方法の1つが、年に4回、3月・6月・9月・12月の3ヶ月ごとに渡される進度一覧表基準認定証です。

進度一覧表基準認定証で、自分の全国順位、都道府県順位、また何学年先を勉強しているのか自分の立ち位置を把握できます。

進度一覧表基準認定表がもらえるのは、半学年先の教材を学習していることが条件です。

さらに高進度学習者はオブジェの授与、「KUMON未来フォーラム」に招待され^ます。

引用元:公文公式HP

公文の進度がどれくらい進んでいるかで、子どもの公文に対するモチベーションも、親の精神状態も変わってくるのではないでしょうか。

ちなみに、筆者の子どもたちは進度は人並み。特に長男は幼児だった頃から一緒にスタートしている子たちにグングン差をつけられているほど進度は亀の歩みです。

公文を子どもに通わせている親としては、学習習慣の定着と、先取り学習ができるのが大きなメリットの1つ。

それなのに、先に進まないのは大きな悩みですよね。

ここから先は公文の進度が遅い子、早い子の特徴について解説します。

公文の進度が遅い子と早い子の違いは?

公文の進度が遅い子と、進度が早い子の特徴をまとめました。

公文の進度が遅い子の特徴は?

ぶっちゃけ、筆者の子どもたちの進度は遅いです。

わが子を参考に特徴をまとめました。

進度が遅い子の特徴は以下の通りです。

  • プリントの完成時間に時間がかかる
  • プリントの指示文を読まない、指示通りにやらない
  • 宿題をやってこない
  • 宿題プリントの枚数が1日5枚以下
  • 直しが多い
  • 集中力に欠ける

公文の先生によっては、同じプリントばかりガッツリ繰り返しさせることや、進度を戻される場合もあります。

我が子は終了テスト合格点でも、次の教材に進めさせてもらえないこともありました。

私も子どもモチベーションは下がる一方。筆者の場合、モチベー書下がりまくりで、公文をお休みしたり、やめて他に切り替えた教科もあります。(後で紹介します)

公文は、その子のレベルに合った”丁度”のところを学習させるので、先生が合っていない、まだ出来ていないと思えば進めさせてくれないこともあるんですね。

公文の進度が早い子の特徴は?理由も解説

公文の進度が早い子はどのような特徴があるのか解説します。

  • 宿題をちゃんと家でやってくる
  • 直しがなく、提出時は100点
  • プリントの指示通りにできる
  • 集中力がある
  • 10枚のプリントを一気にこなせる
  • プリントの完成時間が早い

簡単に言えば、進度が早い子の特徴は遅い子と真逆。

公文は塾ではないので、先生は教えてくれません。

先生は「ここ間違ってるよ」「はい、お直し」「ここは、飛び出さないよ、よく見てごらん」程度。

自分で全部理解して解ける子はほんの一握り、自頭が良い子や超高進度のギフテッドだけでしょう。

進度が早い子は、やっぱりなんだかんだで保護者が熱心です。

誉めながら子どもを伸ばすタイプと、半強制でもやらせるタイプと様々ですが徹底しています。

また、子どもも自分の進度が進んでいることが誇らしく、自信を持ったり自慢なので負けじと頑張れる子が多いようです。

公文には向き不向きがある

自宅でも熱心に子どもの学習見てるんだけど、公文の進度が遅いのはなぜ!?

ある程度学習が進むと難しくなり、壁にぶつかってスランプに陥ったりして進度どころではなく、公文自体やりたがらない子もいます。

また、公文というだけでやりたくない子もいて、いくら声をかけても隣でみてあげても嫌がる子もいます。

公文の先生方曰く、「子どもがちょうどいいところを学習していない」、「1枚でもやったら褒めてあげましょう」など。

親と子どもの根気比べのようなところもあるわけです。

公文は自学自習がベース。また、勉強はその学年の基礎です。

算数なら計算のみで、文章題や図形問題だはありません。

学習は基礎なくしては、応用問題や発展問題は解けませんが、つまらないと思う子もいます。

公文は、少しでもいいから毎日コツコツと学習を積み重ねることに意味があり、後に大きな成果や財産、自信に繋がるのですが、子どもによっては逆効果になることも。

親子仲が悪化する、モチベーションは下がり続けて他のことにも支障が出るほどなら、公文は向いていないかもしれません。

無理に公文にしがみつくより、他のことを伸ばしてあげる方が良いと思います。

また、公文は塾ではないので、学校の成績を上げるために公文に入会するのはちょっと違うかもしれません。

公文の進度が遅い子と早い子のまとめ

公文の進度が遅い子 公文の進度が早い子
集中力に欠ける 集中力がある
宿題をやってこない 宿題をちゃんと家でやってくる
直しが多い 直しがなく、提出時は100点
プリントの指示文を読まない、指示通りにやらない プリントの指示通りにできる
宿題プリントの枚数が1日5枚以下 10枚のプリントを一気にこなせる
プリントの完成時間に時間がかかる プリントの完成時間が早い

公文教室の先生の指導方針にもよりますが、公文の進度が遅い子、早い子の学習態度を公文の先生はよく見ています。

また、子どもの性格にもよりますがらコツコツできる子は公文向きです。

さらに、進度が進むと自信にもなり、モチベーションが維持され負けず嫌いな子は、負けないためにも頑張る傾向にあります。

一方、進度が遅い子はモチベーションは上がらず、公文はつまらない、勉強嫌いになりうる可能性も。

公文は、学習習慣の定着、基礎学力を身につけ、その学年の基礎の先取りができますが、あくまでも計算のみで、子どもによっては向き不向きもあります。

公文の先生からの進度についてのお言葉

筆者の通っている公文の先生は、お教室便りや、伝えたいことをプリントにして配布しています。

その内容は下記の通りです。

急がず休まず

鈴木メソードの鈴木鎮一先生(バイオリンを通して才能教育をされた先生)は次の様なことを書いておられます。

「子供を下手にする方法」と題して…

”「子供が先をやりたがりますので次の曲を教えました。」という人がぼつぼつ出てくる。

これは子供ではなく親が子供に先をやらせたがる人の声であります。少し弾けるようになると子供に向かって「Aちゃんはもうガボットが済んだのにお前は遊んでばかりいるから負けてしまったじゃぁありませんか。」とかBちゃんは後から始めたのに、もうお前と同じところをしている。ぐずぐずしていると抜かれてしまうよ。」とか親の考え方や言葉の表現が競馬のそれに似ています。

子供にちょいちょいこういう示唆を与えている間に子供も競馬的になり親の口から「子供が先をやりたがりますので」とか同じにところばかりで飽きてしまって先をやりたがりますのでと言うことになります。

こうなると大切な要点などもう耳にも心にも入らなくなります。これが1人、2人、3人と伝染していってひとつの教室の大半が先を急ぐ親たちの競馬場となり子馬に向かって鞭打って走れ走れとなります。

親にこの心が始まったならば必ずその子は下手になる。とはっきり申し上げておきます。これは長年の実験を背景にした言葉です。”

以上は鈴木先生がおっしゃっていた言葉ですが、お稽古事の全てに通用することだと強く感じます。

「うちの子はやれば出来るのにやりません」という言葉をよく耳にします。「できるのに」これが曲者です。

「やりません」という事は「出来ない」という事なのです。まだ力が不十分のため、すらすら出来ないとかやる事で叱られたり、けなされたりでやりたがらない状態に置かれている、などの意欲・集中力がついていないのです。うちの子はやればできるのではなく、まだまだ反復練習をし総合力をつける事が必要なのです。

公文の学習をある日突然始めたのですから習慣化されるまでには、自由を奪われたように感じ精神的苦痛があるのは当然と言えるでしょう。

習慣化するまでは根気強い励ましが必要です。(根気を育てる親の根気)

このようなメッセージでした。

簡単に言うと、進度にこだわりすぎると、お子さんがダメになりかねますよってことですね。

また、親は根気強く子どもに接してサポートしないといけないようです。

公文の進度が全てではない

公文の魅力の1つは先取り学習ですが、進度が遅いとか早いとかこだわりすぎずなきことも必要かなと思います。

筆者が先生に良く言われるのは、

「小学校の勉強ができる子を育てるのではなく、高校でできる子、社会に通用する子を育てるんです。」

「公文はただ勉強だけじゃなくて、人間形成の場でもある」

など、6年近く通っていると色々言われています。

公文は、基礎を身につけるとても良い教材ですし、学習習慣や忍耐力と根気を身につけるのにも友好的だと思います。

しかし、合わないな、親子関係が悪化したなど支障があるのであれば、こだわりすぎず、お子さんに合った勉強法も検討してもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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