公文の先取り学習は意味ない?経験者が語る効果や弊害とその後

公文
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東大生の3人に一人が経験者というほど有名な学習塾公文式

プリント学習や、先生が教えてくれない自学自習スタイルでも有名です。

幼児から子どもたちを公文の通わせている筆者と、元教師の筆者の母親が公文について価値観の違いで衝突しました。

公文の先取り学習は意味がない?。

公文の先取り学習は効果はあるの?先取りしすぎて学校の勉強に弊害はない?。

と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

公文経験者が語る公文の効果や公文を先取りするとによる弊害とその後についてお伝えします。ぜひ最後までご覧下さい。

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公文の先取り学習は意味ない?

公文の創始者である公文公が我が子のために「子どもが高校に進学した時に数学が楽にできれば、自分の好きなことを追求できる。そのために家庭でできることは何か?」というところから始まりました。

公文は年齢や学年に関係なく公文は個々のペースに合わせて最適なレベルで学習ができるのが特徴です。そのため学年より上の学習先取り学習が可能です。

公文で先取り学習をさせることに意味があるのか、または意味がないのか、メリットとデメリットを踏まえてお伝えします。

先取り学習のメリット

学習することが楽しい、自分は出来ると子どもの自信をつけていきます。

学年より先の学習をすることで、他の科目の学習に時間を当てることや、自分の好きなことに時間を当てることがでます。

各学年の「基礎学習」を身につけることができるため学校での授業に苦労するとも減ります。そのため中学受験にも有益だと思われます。

中学受験を視野に入れているご家庭では小学3年生までは公文に通い、出来れば中学課程まで終了させて中学受験向けの進学塾に切り替えるのが王道です。

先取り学習をしていることで中学受験に集中することや、進学後も基礎学力があるために理解度が高く、勉学をより深めることも可能だと思います。

先取り学習のデメリット

あまり先取りしすぎると学習したことを忘れてしまったというケースもあるようです。授業の内容を学習済みのため、学校の授業がつまらないと感じてしまうお子さんもいます。

教材が先に進み、難易度が上がってくるとつまずくこともあります。公文の勉強は難しい、公文嫌いになってしまう子もいます。

公文は「その学年の基礎レベル」基礎の定着には役に立ちます。しかし3年進んだところで3年先はみんなできる問題が多いことも事実です。小さい頃はみんなが知らないことが出来て褒められたのに、小学校に入ってからは周りと同じになった、もしくは抜かされてしまったということもあります。

先取り学習は結局意味がある?
公文で先取り学習をすれば各学年の基礎学力をつけることは可能です。先取り学習をすることで他のことに時間を当てることも可能になりますが、図形や文章題はなく、浅く広く学習するため応用力に欠ける可能性はあります。
先取りすることばかりを優先するのではなく、お子さんにあった進度で基礎の定着と、先取り学習で得た知識を利用し、より深めていくことが必要だと言えます。
公文の学習が先取りしすぎて忘れてしまう、途中で難しいと感じてしまうというデメリットもありますが、「各学年の基礎学力」を先に学習し他のことに時間を当てることができるメリットは大きいので意味のないことではないと思います。

公文の先取り学習の効果

公文の教材『例題を見て真似して解く』というスタイルです。分析力があり、頭の良い子は親の力を借りず、自分でスイスイ解いていけます。公文で先取り学習をしていてる優秀児のようなギフテッドには、知識が広がり、可能性が広がります。

親がかりで無理やり進めても進んでいくことができます。幼い頃からやっていれば先へは進めます。そのため、根性や忍耐力がつき普通の子が優秀児になっていくことも可能です。

先取り学習による学年に応じた基礎学力がつき処理能力の向上や、やり抜く力がつくと思います。公文を続けられるからこそ意味があり効果があるのだと思います。

公文は今習っていることが十分習得できていて更に先の勉強をしたいというやる気のある子が先取りするには最適な学習だと思います。そして公文の算数は計算訓練、国語は読解訓練、英語は読み書きに有効な学習です。問題の解き方が閃いてから、答えを出すまでのスピードと正確性が公文で養われると思います。

公文の先取り学習の弊害

公文の勉強は同じよう問題の繰り返しが多いためパターンに囚われて理解しないで暗記をしている場合もあり、公文は計算力を磨いても思考力や公文は理解する力はみにつかないとも言われています。

公文の算数を始めた子どもが覚えていない算数をあてずっぽで適当に答えるようになっているのを見て辞めたケースもあります。

あまりにも早いうちに詰め込みすぎて燃え尽き症候群になり授業に集中しなくなって、学校の授業が苦痛、つまらない、勉強嫌いになってしまったお子さんもいるようです。

教え子で公文をやっている子をたくさん見てきたけど、公文を楽しそうにやってる子なんか見たことないわよ。親の押し付けやエゴよ。

公文で先取りするより学年相当のことをもっと深めるべきよ。

と元教師である母親に言われてしましました。子どもの発達段階で認知度と理解度は変わってくる、いくら繰り返していても急にできるようになる時があるので慌てて先取る必要はないと考える人がいるのも事実です。

学年相当よりも先取りをしているため、他の子を下に見てしまったりする子もいるようです。公文で先取りしているからといって必ずしも成績優秀というわけではなく、公文のできるは難しい問題が解けることではなく、まだ習っていない問題も解けるということを認識する必要があると思います。

公文経験者のその後とまとめ

実際公文を学習していて東大や京大、難関大学に合格した人は大勢います。公文で先取り学習をして全国1位になったからといって必ずしも学校の成績がいい、中学受験に成功する、将来が約束されているわけではありません。

先取り学習をしいなくても学ぶべきことを着実に身につけておけば、やる気を出した時に追いつけるけれど、スタートが早い方が考えると吉だと思います。

公文は学習習慣や基礎学力や処理能力を高めるのは最適な学習だと思います。しかし、公文は合う子と合わない子がいるのは事実なのかなと筆者も思います。

親の教育ポリシーと公文に頼りすぎないで、公文をいかに活用するかが重要だと思います。何事にも弊害がありそれに気づき適切な対処と対応が大切だと思います。

勉強ができる出来ないは、『人としての価値のほんの一部にしかすぎない』ということも念頭に置くことも大事だと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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