小学一年生の夏休み最難関の宿題と言っても過言ではない『読書感想文』。世の中の小学一年生にとっては人生初の読書感想文になると思います。
本を選びにも時間がかかりそうですよね。それから読んで、原稿用紙に感想を書く。一年生には気がと遠くなりそう…
どんな本がいいの?何を書けばいいの?何も思いつかない!
大人になっても感想文は苦手でアドバイスの仕方がわからない!本の選び方も悩む!原稿用紙の使い方もわからない!読書感想文の書き方なんて忘れちゃった!
なんてことありますよね。
小学一年生が読書感想文を簡単に上手に書くための読書感想文の書き方と本の選び方のコポイントとコツをお伝えします。始めてでも最後まで読んでひとつずつ実践すれば楽しく楽に出来ますよ。
是非最後までご覧ください。
小学一年生の読書感想文の本の選び方のポイント
小学一年生にとって本は読んだことあるけど読書感想文なんて書いたことない!どんな本がいいのかわからない!と悩むお子さんも多いはずです。
小学一年生に限ることではありませんが、読書感想文を書く上で最も大事なポイントは本選びです。本を選ぶ時のポイントをお伝えします。
過去に読んだことのある本を選ぶ
過去に読んで面白かった本や過去に読んだことのある本の作者の本を選ぶのもお薦めです。
内容が頭に入っているので再び読むことで内容も深まったり、同じ作者の新しい本を読むのも良い刺激になります。
好きなことや興味のあることの本を選ぶ
自分が好きで興味があると、本も読みやすく心に残ります。
筆者の小学一年生の長男だったら電車が大好きなので間違いなく電車関連の本を選んできたと思います。選んだ本で初めて知る内容(知らない知識、情報が得られる内容)が載っている本を読むといいかもしれません。
自分と共通点がある本を選ぶ
自分と同年代の子、同じ小学一年生のお話だったり、家族のお話やペットのお話など、自分と共通している点があると登場人物の気持ちの理解や感情移入、自分との比較や自分だったらどうするかなどを考えていくと、感想文がとても書きやすいです。
お薦めされている本を選ぶ
本屋さんや図書館に行くとお薦めしている本が並んでいると思います。その中から興味をもったもの、コレなら読めそう!と思うものを選ぶのも良いと思います。友だちのおすすめを聞いてみたりするのもいいと思います。
筆者の長男の場合は小学校から「手のひら文庫賞」読書感想文コンクールの指定があったので、子どもがタイトル見て子どもが興味をもったタイトルで本人が決めました。
「かわのなかのうんどうかい」を選びました。
なぜこの本を選んだのか小学一年生の息子に聞くと「おもしろそうだから。」の一言でした。
小学一年生の書き方読書感想文を書くときのポイントとコツ
筆者が小学一年生の長男と実践した読書感想文を書くときのコツやポイントをお伝えします。
本を読んだあとに子どもとおしゃべりをして保護者が子どもに質問をしていきます。
小学一年生だと、まだ自分で感想を書くための材料を集めるのは難しいですよね。保護者が思いつく限り本を読んだあと質問をしてあげてください。
筆者は小学一年生の長男に以下のようなことを質問しました。
- 題名を見て思ったこと
- 本文を読んで思ったこと、初めて知ったことは何?
- どこの場面がおもしろかった?
- 登場人物は誰が一番好き?
- 自分と主人公を比べて、似ているところや違うところはどこか
- 自分だったらどうする?なにがやりたい?
- 家族に質問してみたいことある?
- この後どうなったと思う?
などを保護者が質問し保護者がメモをします。小学一年生だと感想文を書く前に自分で思ったことや、感じたこと、共通点などをメモに書き出すだけで疲れて挫折することも少なくありません。
最初に書いた感想や質問をもっと深掘りし、内容を濃くしていきます。
例えば、どの場面がおもしろかった?という質問があったら、なぜその場面のどのようなところが、どうしたからなどを深掘りしていきます。
5W 1H いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どうやって(How)をハッキリさせることが重要(コツの一つ)です。
小学一年生の読書感想文の書き方
一年生の読書感想文の書き方のポイントやコツと方法をお伝えします。
作文用紙を使い方
原稿用紙の基本的な使い方をお伝えします。
- 1行目に題名、2行目に学校名、学校名、学年、氏名をかき3行目から感想を書き始めます。ぶ
- 題名は上2〜3マスあけます。
- 名字と名前の間は1マスあけ、名前の下も1マスあけます。
- 話題が変わる時は改行します。
一文ごとに改行したり、全く改行しなかったりということがないようにします。
- 会話の「」は改行して書きます。会話が2行以上になる時は、1マス下げます。
- 思っていることや考えていることを書く時の「」は改行しません。
- 「」(かぎかっこ)の「 は1マス目から書きます。
- 句点(。)や 」(かぎかっこ)は同じマスに書きます。
小学一年生の読書感想文を書く方法
小学一年生だからこそ書き方を保護者がサポートしてあげることが今後の読書すきや読書感想文への取り組みも良い方向へ向かっって行くと思います。
それでは読書感想文の具体的な書き方の方法とコツについてお伝えします。
テンプレート式に書く方法
一般的によく使われている読書感想文の組み立て方法です。
- 本を選んだ理由
- あらすじを書く
- 心に残ったところ
- 自分だったらどうするか
物語の続きがどうなったか想像して書いてみたりするのも面白いかなと思います。
以上を文章にまとめ順番に気をつけて書くと上手にまとまると思います。
主人公に手紙を書くように書く方法
小学一年生~小学校低学年では、主人公に「○○なんだね。」と語りかけるような表現を使って手紙を書くように書く方法もおすすめです。
主人公や自分を対比させたり自分を重ねたりしながらお話を読みましょう。文章ではわかりやすい表現や、子どもらしい、お子さん自身の言葉を使用するのがいいと思います。
小学一年生の長男の読書感想文
筆者の小学一年生の長男の読書感想文を少しご紹介します。
「かわのなかのうんどうかい」
僕は運動会が大好きです。
この本でば、ふなやメダカ、蟹やどじょうなどの色々な魚が川のなかで運動会をしています。
中略
僕はめだかと一緒にメダカに目高のダンスを踊りたいです。
僕はザリガニになって蟹と綱引きをしたいです。でも綱引きは引き分けになるとおもいます。だってハサミでロープを切っちゃうからです。
お父さんに運動会で何がしたいか聞いたら大玉転がしをしたいそうです。僕は妹と弟と応援してあげます。
運動会の途中で網をもった男の子がきて魚たちが逃げた場面が面白かったです。
お父さんが仕事から帰ってきた時にかくれんぼして逃げる僕みたいだからです。
中略
僕の家の近くにも川があります。そこに住む魚たちも運動会をしているのかな?と思います。今度、川の中をよく見てみようと思います。
子どもの感想や疑問や発想、その後の展開をつなぎ合わせて、筆者と小学一年生の長男で半日かからずに完成させました。
小学一年生には句読点の使い方や「」の使い方がまだ難しく、誤字脱字のチェックなどもあり、保護者のサポートは必ず必要だと思います。
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まとめ
この記事では読書感想文を簡単に書くためのポイントとコツについてお伝えしてきました。
小学一年生では人生初の読書感想文を書くのはかなり大変な作業になると思います。
筆者の長男の人生初の読書感想文は原稿用紙2枚文の800文字程度になりました。
読書感想文を簡単に書くポイントとコツは
- 本選び
- 感想をメモし、深掘りする
- 書く順序
- 自分なりの観点や感想
以上をまとめると上手にまとまると思います。
お子さんの読書感想文の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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