公文の国語・算数(数学)・英語の3教科で一番評判が良くないの国語です。
国語自体も難しい教科で評価もしにくく、効果もわかりにくいですよね。
わが子たちは未就園児で公文に通い始めて、まず勧められた教科は国語です。
長男は2歳3ヶ月から公文算数・年少に上がる前に国語を始めました。
長女は1歳から国語と算数2教科を始め、効果なさすぎて途中でお休みしたこともあります。
末っ子は、上2人の効果や末っ子の成長を考慮して、まだ公文は通っていません。
この記事では、
- 公文の国語は意味ないのか
- いつまで続けるべきか
- 読解力はつくのか
考察します。(あくまで筆者個人の解釈です)
公文の国語は意味ない?
公文の国語は意味がないわけではないと思います。
- 公文カードを使用して語彙数を増える
- 四字熟語や漢字を覚える
特に、幼児期(幼児クラス)で効果を感じました。
自慢ですが、長男は公文カードの漢字・諺・四字熟語・慣用句・国旗・日本地図・掛け算をほぼ全部暗記しました。
娘は群を抜いておしゃべりが早く歌も上手でした。
また、平仮名の読み書き・カタカナは徹底して繰り返されるので書き順もバッチリになるはずです。
しかし、公文の国語
しかし、公文の国語に意味がないと言われる理由は2つ考えられます。
- 漢字練習が少ない
- 読解力が身についたとは思えない
このことについて考察してみました。
「漢字練習だけやるなら市販のワークでも十分対応できる」と考える人も。
ちなみに公文は、創始者・公文公が息子のために作ったルーズリーフの算数プリントが始まりでした。さらに、国語は後から作られたもので公文公氏が作ったものではありません。
漢字練習が少ない
公文の國がプリントの中には漢字練習もありますが、一回の学習で行う漢字練習の量としては少なめ。
数回やっただけで、漢字の書き順から読み書きを完全に覚えるのはごく一部のギフテッドでしょう。
毎日公文のプリントの他にコツコツ漢字練習も並行して行うのが一番いいと思います。
さらに教材の進度が進めば漢字はさらに難しくなり、学年との差が大きければつまづき公文の国語を嫌がる子も増えてくるようです。
筆者的には遅くとも就学前には公文の国語を始めて平仮名・カタカナはマスター、一年生の漢字は終わらせておくべきだと思います。
筆者の経験上、お子さんの発育・成長具合にもよると思いますが入学前にはAⅡまで進んでいると学校の授業も宿題も比較的スムーズです。
では、いつまで続けるかが悩みどころ。
公文をやめる時期で多いのは中学受験の準備を始める4.5年生です。
ここまでにF教材(小学校修了レベル)までいけばベスト。
余裕を持って中学受験に専念もできそうですね。
子ども本人が学校や習い事と並行して続けられる余裕があるなら、最終教材までやるこもありでしょう。
忘れていなければ、高校・大学入試共通テストで役に立ちます。
公文の国語いつまで?の体験談
筆者の公文ママ友が国語をやめた時のお話を紹介します。
公文の国語はもういいかなって。国語は学年より少し先でいいし、それより本読みを沢山させるかな。
筆者が公文の国語はをやめようか、公文の先生に相談したときのお話はこんな感じ。
教科書をいっぱい読んであげて。それから本読みも沢山してあげてください。
読解力をつけるためには読書量は必須ということですね。
公文の国語のメリットは?
公文の国語が好きな子は書くことが好きな子が多いように感じます。
書くことに抵抗がない、本が好きな子は、どんどんプリント学習を進めて進度も進んでいきますね。
幼稚園の年長さんで小学4年生程度の学習をしている子もいます。
本を読んだり字を書くことが好きな子は、公文の国語は比較的好きな傾向にあるようです。
ちなみに、小学生の我が息子は国語が苦手科目。
ひらがな練習が始まった時から、好きではないような感じを醸し始め、今でも自分で読むことも漢字を書くことも嫌いですね。
年長の娘は公文の国語は比較ていき好きなよう。
お手紙を書くことや読書、自分で物語を作るのも好きです。
公文の国語を学んで読んだり書いたり好きになれば、読書好きや自分で学べる子になれると思います。
公文の国語のデメリットは?
公文の国語は先生が解説してくれないので効率が悪いと思ういます。
国語が苦手だからといって、国語が苦手な小学生が公文の国語を始めたからといって、学校の国語の成績は多分上がりません。
成績を上げたいなら進学塾に行かせたり家庭教師をつけたほうが◎
一人で学習する公文より友達や先生と一緒に勉強するので子供のモチベーションも上がります。
成績が上がらないなら、自主学習のみならずプロにお任せするの手段の一つです。
公文の国語で読解力はつくのか考察
- 公文の国語教材について
- 公文国語の読解力と算数文章題の関係について
考察しました。
※かなり筆者の考えが強め、あくまでも個人の意見です。
公文国語の教材は良いものが多い
公文の国語は教材や公文の推薦図書は良いものばかりです。
名作も多いし、教科書に出てくる作品も多く出てきます。
子どもにどんな本を読めばいい、オススメの本がわからない人は公文の推薦図書を読むのは大アリ◎
中学受験にするのであれば、新聞(こども新聞も読みやすい)でニュースなどの時事問題も頭に入れておくといいですよね。
公文の国語で読解力をつけるというより、文の構造・組み立て方やテクニックを身につけると考えた方が良い気がします。
漢字を覚えさせるなら、プリントに出てきた漢字の書き取りをして復習するのがおすすめです。
公文国語ができるのと算数文章題は関係ないかも
算数は計算だけじゃない、文章題も出てくるから読解力をつけるために早めに国語を始めて読解力をつけた方がいいです。
と言われて国語を始めるきっかけとなりました。
が、公文国語ができたから算数の文章題が解けるわけでもなかったし、公文国語が苦手だろうが算数文章題は解けます。
実際にわが子や公文の友達の話を聞いたり見たりしているけど、あまり関係はなさそうです。
公文国語まとめ
- 公文の国語は意味がないわけではない
- 始めるなら就学前・幼児がおすすめ
- 小学校入学前までにAⅡ教材まで終わっていると学校もスムーズ
- 漢字はプラス練習した方が身につく
- 中学受験でやめる人が多い
- 小4〜小5までにF教材が終わればベスト
- 最終教材まで続ければ、高校・大学共通テストの役に立つ
- 学年より先取りしすぎるとつまづく、忘れる
- 公文国語ができても算数の文章題ができるとは限らない
公文国語を続けるか・やめるかは、家庭の教育方針だけでなく、お子さんの意思も尊重してあげてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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