- 資格がなくても仕事ができる
- 在宅で収入が得られる
- 隙間時間や好きな時に稼げる
と副業や在宅ワークとして専業主婦にも人気の職業WEBライター。
筆者も2021年6月にクラウドソーシングサイトに登録しWEBライターを始めました。
WEBライターはぶっちゃけきついです。辛いです。
この記事では、専業主婦の筆者が1年間WEBライターをやってみた感想をお話します。
WEBライターの嘘と本当を暴露
WEBライターは資格がなくても始められるのは本当です。
筆者も特にライティングスクールにも通ってないですし、これといって、特別な資格はありません。
- 正しい日本語が使える
- ネット環境とパソコンがある
ぶっちゃけこの2つがあれば仕事ができます。しかし、仕事と収入、労働時間が見合っているかといえば、見合っていないことの方が多いです。
在宅で収入が得られるのは半分本当で半分嘘。
なぜなら、スキル0の初心者WEBライターの収入なんて雀の涙だから。WEBライター1本じゃ稼げません。食べてけません。
それでは、WEBライターは隙間時間や好きな時に仕事ができて稼げるか?
これは8割嘘。
それなりの収入を得るには毎日稼働する必要があり、好きな時にというより隙さえあればリサーチ、執筆をする必要があります。
本業WEBライターならまだしも、副業でも稼働時間はそれなりにないとお金になりません。
専業主婦がWEBライターで稼ごうとしたら家事が疎かになる可能性も。
もし、子育て中の主婦だったら、スマホやパソコンを見る時間が増えて子どもとの時間に支障が出ます。
WEBライターがきつい、辛い理由を暴露
WEBライターは在宅で、めんどくさい人間関係の悩みや上司部下の関係も無さそう。
満員電車に乗ることもないし、ストレスフリーじゃん!
と思ったら大間違いです。
筆者も飲食店アルバイト・モデル業・夜職・保険会社・インストラクター・専業主婦と色々経験しましたが、WEBライターは上位にランクインするくらいきついです。
WEBライターがきつい・辛い理由
- 単価が低い
- 継続がもらえない
- ハードルが上がっても単価は上がらない
- スケジュールがタイト
- 添削が厳しい
- やることが多い
- 稼働時間と収入が見合わない
- 睡眠不足で不健康
単価が低い
初心者WEBライターの文字単価は、0.1円〜0.3円なんて当たり前。
1万文字書いても3,000円にもならないし、それ以下も全然あり得ます。
テストライティングで50円などもあり、これに落ちたら心が折れますよね。
しかも文字数が多いものは、専門性の高いことも多く、リサーチしたことをまとめるのも時間がかかります。
時給換算したら高校生のコンビニアルバイト以下。
執筆してるより、アンケート答えたり、タスク作業をこなした方がよっぽど楽なのでは?と思います。
継続がもらえない
もちろんテストライティングに落ちたら継続してお仕事はもらえません。
またクラウドソーシングサイトで営業をしなければならず、またテストライティングからで辛い。
テストライティングで合格すれば文字単価アップや、プロジェクト単位のお仕事をもらえたのに…と思うとさらに辛いです。
執筆するWEBサイトによって、求めるトンマナが違うと「この人、ちょっとちがうんだよな〜」みたいな感じで依頼がなくなることもあります。
ナイトワークと大手塾の執筆を担当していました。カラーが全く異なるのは当たり前なんですけどね。
ハードルが上がっても単価が上がらない
プロジェクト単位の仕事は文字数が増えても単価は上がりません。
リライトの執筆は、さらに上位表示を目指すためハードルが高いです。
要求のレベルは高くなるばかり。
初心者はきついし、辛いです。
スケジュールがタイト
よくあるのが、3日で何記事納品できるか、7週間で何記事納品してください、とか。
副業のつもりのWEBライターにはきつい。
継続案件になったらほぼ専属に近くなります。
継続案件が高待遇で高単価ならまだしも、下手したら奴隷のようになるだけですよ。
添削が厳しい
各社ライティングルールがあるのですが、会社によっては厳しすぎると思うところも。
初心者WEBライターにとっては勉強になりますが、せっかく時間をかけて執筆したものに修正依頼がくると辛いです。
また、クライアントも人間。業務報告用のグループチャットを見てると、クライアントの個人感情も含まれた対応がありますね。
やることが多い
構成案あるも執筆は、タイトルや見出しがあるので執筆に集中できますが、KWだけ渡されて構成案を作成し、執筆するものもあります。
SEOを意識し、上位表示記事を読み漁り、競合サイトと差別化できるものを作成しなければなりません。
さらに画像選定や写真撮影と挿入。
エビデンスチェック。
執筆後はコピペチェックツールでチェック。
その労力も報酬に含まれています。
稼働時間と報酬が見合わない
慣れれば1時間、数時間で書けるようになるといっても、タイピング速度、リサーチ力、専門知識や経験値がないと無理。
1記事1万円の記事を作成するのに1日半、徹夜しました。
ぶっちゃけ夜のバイトの方が時給単価いいですよね。
寝不足で不健康
子どもがいる専業主婦が日中ライティングに稼動できる時間は数時間程度です。
そうすると、稼動るのは子どもが寝た夜になります。
だから寝不足。
子どもを寝かしつけていると自分が寝てしまうので、エナジードリンクやカフェイン飲料を飲んで目を覚まさせます。
執筆報告・業務連絡のライターグループのチャットワークも夜中の2時や3時に執筆完了連絡があるのは珍しくありません。
安いしどんだけブラックな仕事だよ!と突っ込みたくなることも多々。
夜寝ないと日中の活動に支障をきたすし、イライラしたり精神的にも不健康になります。
専業主婦が1年間WEBライターをやってみた感想
専業主婦だった筆者が1年間WEBライターをやってみて、手に入れたモノ、失ったものを乾燥機含めてお話します。
まずは手に入れた物からお話します。
WEBライターで手に入れたモノ
- お金
- スキル
- 実績
専業主婦で重要に使えるお金がありませんでしたが、自分の重要なお金を持てるようになりました。
自由なお金があると、心に余裕が生まれます。
WEBライターとして執筆するためのスキルが身につき、色々なツールを使えるようになりました。
専業主婦では使用しないようなものばかりですね。
1年間、コツコツWEBライター活動を続けてきて、実績があるので、案件の応募から外れることも減り継続案件やスカウトも増えました。
WEBライターで失ったもの
- 子どものとの時間
- ある意味で、お金と時間
専業主婦だったので、WEBライターを始めるまで子どものために全ての労力を注いで手をかけてきたつもりでしたが、WEBライターを始めてから一変。
家事や育児が手抜きになりました。
しかも筆者の場合は子どもが3人いるので、それぞれ送迎や宿題を見たり絵本を読んであげたりなどしなければならないのに、以前と比べるときめ細やかさは歴然の差!
子どもの成長にも影響はなくはないですね。
チャットワークは基本無料ですが、アップグレードすると有料になります。
筆者のようなフォトライターは、物撮り写真映えのために投資することもありました。
しかし、主婦・ママなので、お金が入るとやはり子どものためや家族も使ってしまうんですよね。
未就園児がいる専業主婦にWEBライターはおすすめしない
子どもが未就園児で、幼稚園や保育園に通っていない場合、WEBライターはおすすめしません。専業主婦じゃなくなるし、子どもが可哀想!
子どもがお昼寝している間だけ、WEBライターの仕事しようと思うならちょっと甘い考えかなと思います。
ガッツリ稼ぎたいなら専業主婦の仕事はおざなり、子どもは保育園などに預けるべきでしょう。
筆者的に、ママがいるのに構ってもらえない幼児は可哀想だと感じました。
稼ぎたいなら子どもより、パソコンやスマホに向かう時間が多くなります。
仕事しないといけない、でも子どもの世話と家事もしないといけない、キャパオーバーしたり自己嫌悪に陥りました。
預けてたとしても、稼いだお金が保育代で消えることも初心者WEBライターあるあるです。
家でママに放置されて遊んでいるより、保育園でお友だちと遊んだり絵本読んでもらったり、規則正しい生活をする方がよっぽどいいのでは?と思います。
未就園児の専業主婦でWEBライターをするなら、子どもが起きているときには、子どもの世話を優先すべきです。
しかし
- 「子どもを寝かしつけてから仕事しよう」と寝かしつけていたら、そのまま一緒に寝落ちしてしまう
- 「寝たから仕事しよう」と子どもから離れた瞬間に起きられてしまう
育児やママWEBライターあるあるの壁があります。
そのため、金銭的余裕がある専業主婦にはWEBライターはおすすめしません。
子どものために時間を使いたいママにも、あまりWEBライターをおすすめしたくないです。
では、「WEBライターをやってみたら?」と思う人とはどんな人かについてお話しさます。
WEBライターに向いている人は?チャレンジをおすすめする専業主婦とは?
筆者的にWEBライターかわ向いている人、チャレンジしてみたらと思う専業主婦はこんな人です。
- 子どもがどこかに通っている、預けられる
- パートナーが協力的
- 仕事する時間を確保できる
- マメな性格
- 文章を書いたり、発信した利することが好きな人
上記のような専業主婦なら、きっとWEBライターのお仕事ができます。
また、
- 何か資格を保有している
- ある知識に長けている、専門知識がある
- 特化して好きなものがある
このような人は有利かもしれません。
筆者はWEBライターを1年やってみて良かったですが、軌道に乗るのに半年位はかかりました。
もし、WEBライターを始めて、きつい、辛いと思っても1年頑張ってみてください。
それで向いてないなら他のお仕事もしてみるのも良いと思います。
個人的な意見がたくさん含まれていましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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